醸造試験場跡地公園


醸造試験場跡地(滝野川2-6)

大蔵省醸造試験場は明治37年に滝野川で設立された。
現在は東広島市に移転し酒類総合研究所と名称を変更し独立行政法人となった。

跡地は、民間のマンション用地・醸造試験場跡地公園及び移転した酒類総合研究所が今も使用している建物となっている。醸造試験場跡地公園は平成17年度に本格的な整備を行う事になっています。
※酒類総合研究所の沿革

江戸時代の幕末の頃、現在の醸造試験場跡地に大砲鋳造のための反射炉を幕府が建設することになった。結局幕府が倒れ実現することはなかった。
明治時代になると鹿島万平が紡績工場を明治3年に建設し、後に手狭になって墨田区へ移転した。そして明治37年に大蔵省醸造試験場が設置された。
醸造試験場跡地は北区の近代産業発祥の地といえる。



醸造試験場跡地公園音無橋側入口(2006年4月)





酒類総合研究所が今も使用している建物


上記建物と・醸造試験場跡地公園(手前の芝生側)2005年4月の写真。
2006年4月の醸造試験場跡地公園は下記写真のように整備された



醸造試験場跡地公園入口(酒類総合研究所入口隣)


酒類総合研究所入口側の道路は音無赤レンガ道として
整備され近隣のマンションも含め美しい景観となった。