六義園の紅葉



江戸時代、石神井川が滝野川付近で深い渓谷美をつくりだしていた。
将軍吉宗は100本の楓をこの渓谷に植えさせた為、金剛寺付近(北区滝野川3-88-17)は紅葉と滝の名所として有名になった。そのため金剛寺は現在でも紅葉寺と呼ばれている。
紅葉寺付近の道路や石神井川の遊歩道沿いには楓が植えられ、往時の名残を偲ばせている。

しかし今日紅葉の名所と言われる場所は、残念ながら北区内には存在しない。
駒込駅をはさんで、旧古河庭園の反対側に六義園がある。
JR駒込駅は豊島区駒込、六義園は文京区本駒込、旧古河庭園は北区西ヶ原。
駒込駅付近は、豊島区・文京区・北区が複雑にいりくんでいる。
北区にも近く、飛鳥山の桜や旧古河庭園のバラの名所と並び称される本郷通り沿いの紅葉の名所として六義園を紹介いたします。
東京都公園協会の六義園のHP



入口付近







中ノ島田鶴橋



内庭大門



吟花亭跡への坂道


















山陰橋



園内藤代峠からの遠景



心泉亭



藤波橋